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大谷新人王論にヤンキーズファンの反応?MLBニュースを和訳で解説!

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Sho Time イングリッシュは、米メディア記事全文和訳で大谷翔平選手の新着ニュースをより詳細にお伝えするサイトです。

 

いよいよメジャーリーグのレギュラーシーズンも終わり、大谷翔平選手は、9月の月間最優秀新人賞を獲得、有終の美に終わりました。

そして、心配された右肘の手術も無事に終わったようです。

残念ながらエンジェルスは負け越しが決定し、ポストシーズン進出もなくなった今、大谷選手が果たして新人王(Rookie of the Year) を獲得するのかということが、地元ファンの注目するところとなっています。

 

全米でも賞の行方をめぐって、メディアやファンの間で熱い論争が巻き起こっているようですが、やはり各チームの地元のメディアや地元のファンは、地元チームに肩入れしがち。

今のところアメリカン・リーグの新人王候補として有力なのがミゲル・アンドゥハー内野手とグレイバー・トーレス内野手、どちらもヤンキースの選手です。

当然『誇り高き』ヤンキースファンたちは、どちらかの受賞を信じて疑わない様子。

 

そんな中で敢えて大谷選手を推すヤンキースの地元紙の記者の記事と、それに対する読者のコメントが興味深かったのでご紹介します。ニューヨークの隣りの州ニュージャージーの地元紙 NJ.com記事を原文で読み解きながら、英語を学んでいきましょう!

(スマホでお読みの方は、横画面にして読むことをお薦めします。)

 

 

こちらは日本ハムファイターズ時代の同僚マーティン選手から放った22号ホームラン

 

エンジェルスのショウヘイ・オオタニがミゲル・アンドゥハーとグレイバー・トーレスを抑えて新人王を取る理由

まずはこちら、ニューヨークのお隣りニュージャージーの地元紙の、ヤンキースの番記者とも言えるライターによる、大谷選手推しの記事です。

 

The Yankees have not one, but two American League Rookie of the Year candidates in third baseman Miguel Andujar and second baseman Gleyber Torres.

ヤンキースは1人ならず、2人ものアメリカン・リーグの新人王(以下ROY)候補を擁している。3塁手のミゲル・アンドゥハーと2塁手グレイバー・トーレスである

 

But it’s looking like Angels DH/pitcher Shohei Ohtani will be taking home the hardware.

しかし、エンジェルスのDH兼ピッチャーであるショウヘイ・オオタニがトロフィーを持ち帰りそうである。

 

Here’s the case for Ohtani, per The Athletic’s Jayson Stark:

If Shohei Ohtani and his world-famous ulnar collateral ligament had just made it through the entire season un-torn, he would have made this an easy choice. Because that ligament had other ideas, however, it wasn’t such an easy choice.

ジ・アスレチックのジェイソン・スターク記者によるとこうだ:

もしショウヘイ・オオタニと彼の世界的に有名になったUCLがフルシーズン故障していなければ、彼の選出は非常に簡単だったんだが、あの靭帯のおかげでちょっとややこしくなっている。

 

Not in a year when the Yankees did something they’d never done — have two rookie position players (Miguel Andujar, Gleyber Torres) hit more than 20 home runs.

ヤンキースがかつてないことー2人の新人野手(ミゲル・アンドゥハーとグレイバー・トーレス)がホームランを20本以上打つということを達成した年でなかったら。

 

Nevertheless, here’s why Ohtani-san is still the right choice: Because even though he didn’t get 500 plate appearances as a hitter, as Andujar did, he was on the field for more than 550 plate appearances — 211 of them as a pitcher, the rest as a hitter. And no one in this sport has been part of 200-plus plate appearances as a pitcher and 300-plus as a hitter in the same year since (who else?) George H. (Bambino) Ruth. A mere century ago.

にもかかわらず、オオタニサンがそれでも正しい選択である理由はこうだ:彼は、アンドゥハーのように打者として500打席に到達していないが、投手として出場した211打席を足すと550打席以上プレーしていることになる。このスポーツで、投手として200打席以上、打者として300打席以上プレーした人は、誰以来かって?ジョージ・H・(バンビーノ)ルースだ。もう1世紀前の話だ。

 

But Shohei Ohtani didn’t just log playing time. He logged star-level playing time. His OPS+ as a hitter is 150. Among AL position players who got to the plate as much as he did, here are the only men who beat him in OPS+: Mike Trout, Mookie Betts, J.D. Martinez, Alex Bregman and Jose Ramirez. Pretty distinguished group, right?

しかし、ショウヘイ・オオタニはただ試合に出場していただけではない。スターレベルのプレーをしながら出場していたのだ。彼の打者としてのOPS+は150、彼と同じだけ試合に出場したアメリカン・リーグの野手で彼より上の成績を残しているのは、マイク・トラウトとムーキー・ベッツ、J.D.マルティネス、アレックス・ブレグマンとホセ・ラミレスだけである。際立った面々であることがお分かりいただけるであろう。

 

MY AL ROY “BALLOT”: 1) Ohtani, 2) Andujar, 3) Torres, 4) Joey Wendle, 5) Brad Keller.

If Andujar or Torres somehow beats Ohtani, he will become the second straight Rookie of the Year winner for the Yankees, who watched Aaron Judge run away with the award in 2017. Catcher Gary Sanchez finished second in voting in 2016.

私のROY投票は、1) オオタニ 2) アンドゥハー 3) トレス 4) ジョーイ・ウェンドル 3) ブラッド・ケラー である。

もしアンドゥハーかトレスがオオタニに勝ったら、2017年に圧倒的な大差で受賞したアーロン・ジャッジに続き、ヤンキースからの連続受賞となる。捕手のゲイリー・サンチェスは2016年に2位となっている。

 

 

ここからはこの記事に対するファンのコメントです。

オンライン版ではありますが、ニュージャージーの地元紙なので、ヤンキースファンがほとんどでしょう。論理的に理由を挙げる人から、感情論に走るひと、かなりおもしろいです。

アンチ大谷派があげる理由は、最初にご紹介するコメントに挙げられたほぼ3つです。

 

ヤンキースファンが考える、大谷翔平が新人王にふさわしくない3つの理由

It would be a complete joke if Ohtani wins the ROY. For one he has nearly identical hitting stats to Gary Sanchez in 2016 and we all know what happened to Sanchez that year. Secondly, he is not really a rookie. He played professional ball in Japan. Hideki Matsui was denied the ROY for this same reason. They stated he played professional baseball in Japan and gave him no consideration for Rookie of the Year. The third reason is Andujar has played a position all year long and has been an incredible hitter. Forget about his home runs, look at how many doubles Andujar has. You give Andujar 3 or 4 years of professional experience like Ohtani has and Andujar is hitting 40 HR per year with 100 RBI and 45+ doubles.

オオタニがROYを取ったとしたらジョークとしか思えないね。

1つには、彼は2016年のゲイリー・サンチェスに近い打撃成績で、我々はみんな彼がどうなったか知ってるさ。

2つ目に、彼はルーキーじゃない。彼は日本のプロ野球でプレーしていたんだ。ヒデキ・マツイだって同じ理由でROYを取れなかった。マツイは日本のプロ野球でプレーしていたということで、ROYに考慮してもらえなかったんだ。

3つ目に、アンドゥハーは野手として1年守備につきながら素晴らしい打者でもあったんだ。ホームランを抜きにしたって、アンドゥハーが打った2塁打の数を見るといい。もしオオタニのように3,4年のプロの経験を与えられたら、アンドゥハーは毎年40本塁打、100打点と45本以上の2塁打を打つだろうさ。

 

大谷はそもそも打席数が足りないとするヤンキースファン

If you think Ohtani should be ROY because he has 22 HR in 315 AB’s then you must also think that Gary Sanchez should have been ROY in 2016. 20 HR in 201 ABs. Gary Sanchez was given almost no consideration at all for those amazing stats because he simply didn’t play enough. Same goes for Ohtani. ROY’s need to have around 500 ABs to be considered for that award.

もしオオタニが315打席で22本のホームランを打ったからとROYにふさわしいのであれば、2016年ゲイリー・サンチェスもROYに選ばれていたはずだ。201打席で20ホームラン打ったサンチェスは、このすばらしい実績にもかかわらず単に出場試合数が足りないという理由でほとんど考慮に入れられることもなかった。オオタニも同じだ。ROY を取るには500打席は必要だ。

 

大谷はそもそも新人じゃないとするヤンキースファン

It would be a complete joke if Ohtani wins ROY. It would prove that the media is biased against the Yankees. When Matsui had the best stats in his rookie year they said he should not be considered a rookie because he played professional baseball in Japan. How is Ohtani any different?

もしオオタニがROYを取ったら全くのジョークだよ。もしそうなったら、それはヤンキースに対するメディアの偏見を証明するようなものだ。マツイが新人の中でベストな成績だったにもかかわらず、日本のプロ野球でプレーしていたから新人とみなされなかったんだ。オオタニはどうちがうんだ?

 

I have no issue with either Yankee winning it but I think Ohtani has been more impressive and had the better season. That said, I also don’t think experienced Japanese players should be eligible either.

どちらのヤンキーが受賞しても構わないんだけど、でもオオタニはインプレッシブだったし、とてもいいシーズンを過ごしたと思うんだよね。とはいうものの、やっぱり日本で経験してきた選手が受賞にふさわしいとは思わないけどね。

 

実は、大谷選手がROYを取れないとしたら、おそらくここの部分が一番のネックだと思います。

ことの発端は、1995年の野茂英雄選手の受賞。レベルの高いNPBで何年も活躍した選手を『新人』と見なすのはどうなのかという疑問が湧きあがります。その後、2000年の佐々木主浩選手と2001年のイチロー選手が2年連続でアメリカン・リーグの新人賞を受賞したことにより、にわかに論争が激化します。

この論争の一番の被害者となったのが、松井秀喜選手とダルビッシュ有選手ではないでしょうか。ともに充分な素晴らしい成績を残し候補に入りながらも、『新人資格』という面で反対派の記者の声も大きくなり受賞を逃しています。(田中将大選手は右肘故障による2ヶ月半の欠場が響いて候補にも入れませんでした)

16勝したダルビッシュ選手に関しては、その年の受賞者が『あの』マイク・トラウト選手なのでまだ仕方なさがありますが、106打点を叩き出してワールドシリーズ進出にも貢献して大本命だった松井秀喜選手が、記者の間での激しい反対運動のために涙を飲んだというのは日米の野球ファンの記憶に残る、ちょっとした事件でした。

今回その経緯をヤンキースファンが持ち出すのも無理はないと思われます。

この資格という点に関しては、現在では特に基準が明記されているというわけではないのですが、あくまで投票する記者の印象に影響するということでしょうか。

 

大谷はそもそもDHだしケガもしたとするヤンキースファン

Obtain is a dh. Andujar has played 3rd base all year. He’s made some mistakes. And he’ll get better. The Yankees wouldn’t be where they are without him and Gleyber.

オオタニはDHだ。アンドゥハーは年間通じて3塁を守ってきた。エラーもしたけど、よくなっていくさ。彼とグレイバーがいなければ、ヤンキースは今の位置にいられなかっただろう。

 

IF he wouldn’t have gotten injured…but he did. Being tough enough to play every day and NOT get injured counts too.

もしケガがなかったら・・・でも実際彼はケガしたんだ。ケガをしないってことも成績のうちさ。

 

大谷はそもそもビッグステージで活躍していないとするヤンキースファン

Ohtani didn’t have the “guts” to play on the big stage. Andujar & Torres did it at Yankee Stadium – Ohtani did “whatever he did” in Anaheim. If Ohtani wins over Andujar the Yankees should demand a re-count!

オオタニはビッグステージでプレーするガッツがなかったんだ。アンドゥハーとトーレスはヤンキー・スタジアムで成績を残したんだ。オオタニの全部アナハイムでやったことさ。もしオオタニがアンドゥハーに勝ったとしたら、ヤンキースは票の数え直しを要求すべきだね。

 

You’re gonna compare playing in Anaheim to playing in New York – Yankee Stadium??!! Playing the Sox 18 or 19 times a year. That pressure cooker?? Look what it’s done to Stanton this year!

Anaheim, Ca. Where fans come for some food, drinks, laughs & are HOME before the 7th inning!

Don’t make me LAUGH!

アナハイムでプレーすることとニューヨーク、ヤンキー・スタジアムスタジアムでプレーすることを比べようっていうのかい??!! ソックス(ボストン・レッドソックス)と18から19試合戦わなければならないんだ。どんなにプレッシャーか。スタントンの今年の不甲斐なさを見てみろよ!

カリフォルニア州アナハイム。ファンは球場に来て飲み食いして笑って楽しんで、7イニングまでに家に帰るんだよね!

笑わせるなよ!

 

スタントンとは、マイアミ・マーリンズから大型トレードでヤンキースに移籍した『飛ばし屋』の異名を持つジャンカルロ・スタントン。移籍前の2017年、マーリンズで実に59本のホームランを打ち、マーリンズ・パークより若干狭いヤンキーススタジアムでさらにその記録を伸ばすことを期待されたのですが、結局38本に終わっています。特に序盤戦、そして特にヤンキーススタジアムで打撃不振に苦しみました。

 

とにかくプライドが高く、辛口なヤンキースファンが、大谷選手をチキン呼ばわりする様子は以前にもご紹介しました。

大谷翔平と田中将大メジャー初対決!MLBニュースを和訳で解説!

アナハイムは相当田舎だとバカにされてます。そんな田舎のチームでちんたらプレーするのと訳がちがうんだ!とにかくヤンキースファンはそう思ってるようです。

 

実はヤンキースファンにも大谷推しはけっこういた

Ohtani has more PA’s than Sanchez did when he was the ROY runner-up in 2016!!!

オオタニの打席数はサンチェスが2016年ROYの次点に終わった時より多いよ!!!

 

Generally speaking, were it not for Devers in Boston, Andujar would be ranked as the worst defensive 3B in MLB. You’re right, he’s not a gold glover, and wrong, he is a defensive liability. Why do you think Boone is now removing Andujar in later innings with a lead?

一般的に言って、ボストンのデバースを除いたらアンドゥハーはMLBのワースト3塁手だよ。そうさ、彼はゴールドグラブを取るような選手じゃない、実際守備のお荷物だよ。ブーン(ヤンキース監督)が勝ってる試合の終盤でアンドゥハーを交替させるのは何故だと思う?

 

大谷選手はDHだけどアンドゥハーはフルシーズン守備について頑張ったじゃないかという意見に対する反論です。どうやらその守備力のまずさはヤンキースファンも認めるところのようです。

 

However, the most important fact is that Mr. Ohtani is the most valuable rookie and our Brian Cashman would trade our Andujar or Torres for Mr. Ohtani in a heartbeat. BTW Shohei Ohtani’s rookie card just sold for $185K. This price is “reportedly the highest auction house sale for a modern-day baseball trading card.” I wonder what Andujar or Torres card is worth? Congratulation Shohei Ohtani! I’m a fan. Can’t wait until you become a free agent and the Yankess make you the first billion dollar baby. It will also be awesome to watch you become the first Yankee and MLB player to win 20 games and hit 40+ homeruns and steal 20 bases! You will be bigger than the Babe!

しかしながら、最も重要な事実はミスター・オオタニが最も価値のあるルーキーだということだ。我々のブライアン・キャッシュマン(ヤンキースGM)だってミスター・オオタニを獲得するためなら、アンドゥハーとトーレスを即トレードに出すさ。ところでショウヘイ・オオタニのルーキー・カードは185,000ドルで売られてるんだ。これは今のベースボールトレーディングカードで最も高価なオークションハウスセールだと伝えられている。アンドゥハーやトーレスのカードはどのくらいの価値があるんだろう?おめでとう!ショウヘイ・オオタニ!ボクは君のファンだよ。キミがFAになってヤンキースが君を最初のビリオン・ダラー・ベイビーとして迎え入れる時が待ちきれないよ。そして、キミが20勝40ホームラン20盗塁を達成する最初のヤンキー、そしてMLBプレーヤーになるのを見るのも素晴らしいことだ!キミはベーブよりビッグになるよ!

 

熱いですね~。辛口ヤンキースファンにも、こんな熱い大谷ファンがいるんですね(笑)

 

いかがでしょうか。地元メディアの記事を読んでもいいことばかり書いてあるので、逆に敵地のメディアの記事を読むのも面白いと思います。

打撃成績そのものはヤンキースの2人がリードはしてはいますが、投手成績を加味すると遜色ないものと思われます。

話題性、印象、選手としての価値、このあたりでは圧倒的に大谷選手でしょう。

あと気になるのは、日本のプロ野球で活躍していた選手を『新人』として見なすかどうか、ネックになるとしたらそこのところではないでしょうか。

ルーキー・オブ・ザ・イヤーは数字で自動的に決まるのではなく、記者の投票によるもの。つまり、記者の受けた印象値で決まるのです。ある意味、人気投票的要素もあります。

その点では、かなり大谷選手はリードしているのではないでしょうか。

 

ニュース原文・画像スクリーンショット参照元:NJ.com

 

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