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大谷翔平選手の手術の可能性は?MLBニュースを和訳で解説!

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Sho Time イングリッシュは、米メディア記事全文和訳で、大谷翔平選手の新着ニュースをより詳細にお伝えするサイトです。

 

前回、大谷選手の負傷の深刻度について、現地メディアニュースの詳細をお伝えしました。

大谷翔平選手の負傷の深刻度は?現地メディアの見解を読み解く

それによると、グレード2のUCL損傷は痛みそのものはあいまいなもので、必ずしも手術が必要な状態ではないということでしたが、重要なのはプレーへの影響。

もし違和感が続き、パフォーマンスに影響があるようであれば、手術が必要ということでした。今回は手術の可能性ということに焦点を当てた ESPN.com  の記事を原文で読み解きながら、英語を学んでいきましょう!

(スマホでお読みの方は、横画面にして読むことをお薦めします。)

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大谷選手がトミー・ジョン手術を受ける可能性は?

 

部分断裂でも手術が必要な場合もある 

The UCL does not need to be completely torn for a thrower to require surgery. As I wrote in 2014 about former Mets pitcher Matt Harvey, who was diagnose d with a partial tear of the UCL in his right elbow:

投手がUCLの手術を必要とするのは 完全な断裂状態とは限らない。私が2014年、前メッツのピッチャー、マット・ハービーについて書いたように、 彼の診断は右肘UCLの部分断裂状態であった。

diagnose (ダイアグノウズ)

「診断する」

diagnose (人) with (病名)「(人)を(病名)と診断する」→ be diagnose with 【受動態】「~と診断される」

このような単語は単語集で覚えようとするのは難しいですが、テーマを絞った英文(この場合はケガ)を読むと何度も登場する単語なので、文章の中で自然に覚えるのがよい方法です。

tear(テア)

「裂ける、引き裂く(動詞)、裂けめ、断裂(名詞)」

発音に注意です。

「涙」と同じ綴りですが、「涙」は [ティア] と発音するのに対して、「引き裂く」は [テア] と発音します。

 

部分断裂での手術は判断が難しい

When a pitcher suffer s a blowout injury (not actually that common), the decision to go to surgery is fairly easy to make. More often, however, the picture is clouded by inconsistency in terms of both pain and function along with incomplete damage to the ligament itself.

投手が完全損傷(実際はそれほど一般的ではないが)を受けた時は、手術を決心することはかなり簡単である。しかし、 靭帯そのもののダメージが不完全で、痛みと機能両面での一貫性がないことから、状況がはっきりしないという場合が多い。

suffer (サファー)

「苦しむ」という意味ですが、目的語に来る語は、ケガ、戦争、経済的損失、(試合・選挙などの)惨敗など、幅広くいろいろな語が来て、嫌なことやよくないこと「に苦しむ、を経験する、を受ける、に耐える」となります。

また、”suffer from”  と、”from” を伴うことも多いのですが、たとえば、“suffer + (ケガ)” 「(ケガ) を負う」に対し、“suffer from + (病気)” 「(病気) を患っている」というふうに、from を伴う方が、継続している状態に苦しんでいるニュアンスの場合に使われる傾向があります。

 

Of course, Harvey ended up undergoing Tommy John surgery to repair his partially torn UCL.

言うまでもなく、ハービーは、靭帯の部分断裂の治療のために、最終的にトミー・ジョン手術を受けた。

undergo(アンダーゴゥ)

この記事内だけでも何度も登場してきていますが、治療や手術を「受ける」ときに使います。

“go” の過去形は “went” ですから、”undergo” の過去形も “underwent” で登場しています。

 

ダルビッシュ選手は部分断裂で手術を受けた

As noted above, the symptom s for Darvish and Walker were not particularly dramatic and both had only partial tears of their respective UCLs. Still, both pitchers underwent Tommy John surgery.

前述のように、ダルビッシュやウォーカーの症状は、特別ひどいものでもなく、両者とも、UCLの部分断裂のみであった。それでもなお、両者とも、トミー・ジョン手術を受けた。

symptom(シンプトン)

「症状」

医療系単語として、まとめて覚えてしまいましょう。

 

最終的な決断を下すのはアスリート本人

Perhaps the most important factor in determining if an athlete undergoes reconstructive surgery is whether or not he can return to perform at his pre-injury level. Yes, it is the athlete who ultimately makes the decision as to the path he will take after digesting all of the medical information and recommendations. Tommy John surgery is not to be taken lightly given the lengthy recovery process, and generally pitchers choose it as their last resort.

おそらく、アスリートが再建手術を受けるかどうか決定するのに最も重要な要因は、 負傷前のレベルのプレーに戻れるかどうかということである。そうなのだ、あらゆる医学情報や助言を消化した上で、どちらの道を取るかを最終的に決断をするのはアスリートなのだ。トミー・ジョン手術は、回復期間の長さを考えると、簡単に取ることのできる道ではなく、一般的に投手は、それを最終手段として選ぶのである。

if / whether or not

1行目、determining 「~を決定する」のあとの “if” は「もし」と訳さず「~かどうか」と訳す “if” です。そのあとにある “whether” も同じく「~かどうか」という意味を持つ接続詞です。

意味としては同じで、場合によって書き換えも可能ですが、 “if” の方が使い方に制限があります。

in determining [if / whether] an athlete undergoes surgery は書き換え可能ですが

the most important factor ~ is [whether] or not he can return to perform は if は使えません。

①「~かどうか」という【名詞節】が、文中で【目的語】になっている(「~かどうかを(決定する)など)ときは、if は使えますが、【主語・補語・同格】になっているときは、使えません。

② “or not” を伴う場合、 [if / whether] ~ or not という形は書き換え可能ですが、[whether] or not ~というふうに、直後にnotを置く場合は、if は使えません。

given(ギブン)

「~と仮定すると、~を考慮すると」

give の過去分詞が【前置詞】として定着しています。

 

手術を受けずに無事競技に戻った選手もいる

There are pitchers who have successfully returned to competition with only conservative treatment. Masahiro Tanaka of the New York Yankees was diagnosed with a partial UCL tear and underwent PRP injections and rehab , returning to the mound just over two months later. Ohtani’s teammate Garrett Richards underwent stem cell injection therapy in 2016 and returned to action in 2017. Richards’ 2017 campaign was interrupted due to nerve irritation in his throwing arm, but after returning late in 2017, he started the 2018 season on time.

保存療法のみで競技にもどることに成功した投手もいる。ニューヨーク・ヤンキースのマサヒロ・タナカは、UCLの部分断裂と診断され、PRP注射とリハビリを受けて、たった2ヶ月後にマウンドに戻った。オオタニのチームメイトのギャレット・リチャーズは、2016年に幹細胞注射治療を受けて、2017年に復帰、その後、2017年の投球する腕の神経の刺激により、プレーを一旦中断するも、後半には戻り、2018年のシーズンには間に合った。

injections and rehab

“injection” (インジェクション)「注射」“rehab”(リハブ) 「リハビリ」

これらも医療用語。まとめて覚えるチャンスです。

“rehab” はもともとは “rehabilitation” 「リハビリテーション」と、長いので略して使うのはカタカナ語同様ですが、略し方が違うことに注目です。

 

手術をしない治療法の有効性に関しては結論は出ていない

It should be noted that while these injection therapies have shown some promise given the success stories of several pitchers, the jury is still out on their efficacy. Others — including another Ohtani teammate, Andrew Heaney — have undergone similar treatment and failed. In 2016, Heaney first underwent stem cell injection therapy but ultimately needed TJ surgery.

注目すべきは、何人かの投手が成功していることを考えると、これらの注射による治療は何らかの保証を示している一方で、その有効性に関しては結論はまだ出ていないということである。オオタニのもう一人のチームメートである、アンドリュー・ヒーニーを含む、同様の治療を受けて失敗に終わった例もある。ヒーニーは、2016年、最初幹細胞注射治療を受けたが、最終的にTJ手術を受ける羽目になった。

the jury is still out on

“jury” (ジュリー)は「陪審員」“the jury is still out” を直訳すると「陪審員はまだ外で協議中だ」ですが、それが転じて「まだ結論が出ていない」という表現になります。面白い表現ですね。

“on” は「~について、~に関して」と訳す “on” です。

 

 

いかがでしょうか。

詳細な情報を読めば読むほど、判断が難しいですよね。

もちろん、手術を受けるに越したことはないのです。

ただ、プレーに戻るまでの期間が長い。

なんといっても、そこのところがジレンマなのです。

大谷選手はまだ若いので、まだ長く続くこれからの野球人生のために手術で完治してもらいたいと思う一方で、ここは1年がまんして、ひと一倍、野球することが大好きな大谷選手が、その長い空白期間に耐えられるのか。

医師のアドバイスや球団側の理解などの要素もあるでしょうが、とにかく、最終判断は彼自身。

どのような結論を出すのか、私たちファンは、見守っていきましょう。

 

参照元:ESPN.com

 

 

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