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大谷翔平NYデビューで世界最速球体験?MLBニュースを和訳で解説!

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Sho Time イングリッシュ運営者のMami.です。

大谷翔平選手、打者としてヤンキースタジアムデビューです。

ニューヨーク・ヤンキーズと言えば、日本でいうと読売ジャイアンツのような、全米中にファンの多い人気球団。しかも、マー君こと田中将大投手の所属球団でもあります。

当然のように彼のプレーに注目が集まりましたが、結果はどうだったでしょう。

ニューヨークに近い東海岸の都市ボルチモアのローカル紙である THE BALTIMORE SUN の記事を原文で読み解きながら、英語を学んでいきましょう!

(スマホでお読みの方は、横画面にして読むことをお薦めします。)

 

 

大谷翔平のバット振るわず、エンジェルスがヤンキーズに1-2で敗れる

 

The at-bat ended with a grounder to shortstop, a play about as ho-hum routine as baseball offers.

打席はショートゴロというごく平凡なプレーで終わった。

at-bat

「打席」記事ではABと省略して書かれていることも多いです。

grounder (to shortstop)(グラウンダー)

「(ショートへの)ゴロ

「フライ」はそのまま “fly” あるいは “fly ball” です。

ho-hum routine(ホウハム ルーティン)

“ho-hum” というのは、「あ~あ」というため息を表す擬音語です。それが形容詞化して、「つまらない、退屈な」という意味になっています。

“routine” というのは、カタカナ語で言うルーチン、「ありふれた、毎日繰り返す作業など」のことを言います。

たしかに、 ショートゴロというのは野球の中では一番平凡なプレーですね。

大谷選手の最終打席はそのつまらないショートゴロに終わって、残念ながらこの日はノーヒットでした。しかし、そのショートゴロがなかなかの見せ場だったようです。

 

But nothing was ho hum or routine about Aroldis Chapman firing triple-digit fumes to the sport’s reigning phenomenon , Shohei Ohtani. Chapman was brought in for a four-out save and specifically to battle Ohtani, left-hander against left-hander, might against might.

しかし、アロルディス・チャップマンの火を噴くような3桁の投球と、いまやスポーツ界に君臨する逸材であるショウヘイ・オオタニとの対決は、退屈のものどころではなかった。チャップマンは、アウト4つでセーブポイント、左対左、力対力という場面で投入された。

firing triple-digit fumes

チャップマン投手と言えば、世界最速の球を投げる剛腕投手。その投球を、”firing” (ファイアリング)「火を噴くような」とか “fumes” (フュームズ)「噴煙」 という比喩で表現しているところなどは、英語の原文で読む醍醐味です。

“digit” (ディジット)は「桁・数字」で、形容詞形は “digital” いわゆる「デジタル」なのですが、カタカナと綴りのギャップに注意です。英作文問題などで “degital” と間違えて書く人が多いです。

sport’s reigning phenomenon

“reign” (レイン)は、王などが「統治する、君臨する」という動詞です。 そして “phenomenon” (フェノメノン)は、「現象」という名詞ですが、「 奇才、逸材、驚異的な人」という意味もあり、大谷翔平選手のことを表すときに、アメリカのニュースではよく使われる単語です。

上の語句説明にある “triple-digit” 「3桁」というのが何を表すか、MLB通の方にはお馴染みの表現だと思いますが、時速100マイルを超える投球のことを言っています。

1マイルは約1600メートル。時速100マイルは、時速160キロにあたります。

たとえば松坂大輔投手のピークの頃は、時速150 キロ を超える投球が剛速球の基準になっていたように思いますが、 現在では160キロが基準になっているようです 。マイル法を使うアメリカでは時速100マイルと大変区切りのいい数字になって、剛速球の基準ラインとしてわかりやすいです。

ちなみに、このチャップマン投手が2010年レッズ時代に投げた史上最速と記録されている投球は、時速105.1マイル=169.1キロだったというので驚きです。

この日の大谷選手に対する投球の中での最速は、164キロあったとのことです。

そんな2人の対決の結果のショートゴロも、ただのつまらないショートゴロであり得るはずもなく、まさに力を力がねじ伏せたという圧巻のプレーでした。

守護神チャップマン投手は、9回1イニング(three-out save) だけをまかされることがほとんどで、 “four-out save” 「アウト4人でセーブ」つまり、抑え投手の起用方法としては嫌われる回またぎとなる8回で投入されるのは異例のケース。それだけヤンキースの監督が、大谷選手を驚異のバッターとみなしたとも言えるでしょう。

 

Ohtani stranded Justin Upton at second. It marked just the second time in nine at-bats with at least one runner in scoring position and two outs that Ohtani failed to produce a hit. Before meeting Chapman, his average during such circumstances was .875.

オオタニはジャスティン・アップトンを2塁に残塁に終わらせた。オオタニが ツーアウトでスコアリングポジションにランナーを置いてヒットを打てなかったのは、これが9打席中2回目のことだった。チャップマンとの対決前は、この場面での打率は実に8割7分5厘だった。

It (marked ~) that (Ohtani failed ・・)

主語の “It” は この文章の後半部分 “that” 以下の内容を指しています。つまり、本来この文の主語は、”that ・・” で、「オオタニがヒットを打てなかったのは2回目だった」 という骨組みを見つけるのが、英文解釈のポイントです。

このような “It” は【形式主語】といいますが、英語は結論より前に、主語がダラダラと長くなる、頭でっかちの文を嫌うので、「2回目だったんだよ。大谷がヒットを打てなかったのはね」と先に結論を言って、文をスッキリさせます。

どんな場面での凡退が『2回目』だったか整理すると

“in nine at bats” 「(これまで)9回の打席中」

“with at least one runner” 「最低1人ランナーをおいて」

“in scoring position” 「スコアリングポジションに」

“and two out” 「ツーアウトで」

と、この状況で8割7分5厘という打率の大谷選手がいかに勝負強いバッターであるか、そしてそんな彼でもチャップマン投手の剛速球には手が出なかったということを表現した1文です。

 

Of course, none of those previous eight at-bats had come against a pitcher throwing quite like this, Chapman’s final pitch to Ohtani reaching 101.9 mph. The slowest of the five fastballs he saw during the at-bat: 98.9.

もちろん、それまでの8回の打席ではこんな投球内容のピッチャーはいなかった。チャップマンの最後の球は101.9マイル(約164キロ)だったし、大谷選手に対して投げた5球のうち一番遅い球でも98.9マイル(約159キロ)だった。

 

5球全てが直球勝負でしたが、つまり、世界最速の剛腕投手が大谷選手に対して本気の投球を見せつけたということです。

 

“His pitches were really fast, really powerful,” said Ohtani, who fouled off one of Chapman’s fastballs deep down the left-field line. “Some of the contact I made I thought was pretty good contact.”

「彼の投球は本当に速く、本当にパワフルだった」とオオタニは言った。彼はチャップマンの直球を1球、レフトの深いところにファールした。「コンタクトはよかったんだけれど。」

 

自身も100マイル級の球を投げる剛速球である大谷選手ですが、自分自身で見た中での最速の球をコンタクトしたことは、これもメジャーリーグならではの経験だったのでしょう。

こういう場合、打者大谷の目で見るのか投手大谷の目で見るのか、どっちなんでしょう。興味があります。

結果は凡退でしたが、わずかに切れたファールボールは距離は充分の当たり。あの剛速球をあれだけ打ち返す打者大谷の可能性が垣間見れた打球でした。

 

ニュース原文・画像スクリーンショット参照元:THE BALTIMORE SUN

 

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